わたしの家族について
私には父母と6歳年上の兄がいます。
父はどちらかというと寡黙な性格で、とても優しいです。舞台の音響エンジニアをしています。最初のウサギが死んだ時、彼が立ち直るきっかけの言葉をかけてくれたことを今でも感謝しています。
母は料理と折り紙が得意です。彼女は手先が器用です。彼女は老後施設で調理師として働いており、家でもいつも美味しいご飯を作ってくれます。家事もほとんどを母がやってくれています。わたしは少しそれを手伝う程度です。私が働き始めて、家にお金を払いたいとお願いした時にも、彼女は断固として拒否しました。なので私は無料で彼女のご飯を毎日食べさせてもらい、家事までやってもらっています。
このように、両親共に優しく、私はとても恵まれていると思う反面、家庭内での生きづらさを感じているのも事実です。
父は過去にパニック障害を患ったことがあり、心理的な問題は彼からの遺伝の特性の可能性もあると考えています。もちろん全て彼の責任だとは考えていませんが。また、私が病気を理由に苦手としていることについて彼は「それはあなたの甘えだ」などと平気でいいました。父のことを信頼し尊敬していた分、彼のその言葉は本当にショックでした。
母はとても過保護で過干渉です。例えば、私がAよりBがいいと言っても、彼女は私の意見を聞かずにAを勝手に買ってきたりします。そして、私がAを使わないと、ヒステリックになり不機嫌になります。彼女の親、つまり私のおばあちゃんも同じことを私にしてきます。
母はよく勝手にわたしの部屋に入り、私物に触ったりすることもまであります。
私はもう26歳です。しかし、いまだに少しでも遅くに帰ると、彼女はとても機嫌が悪くなり、わたしに小言を言います。彼女は私のことをまだ「彼女の所有物としての子供」だと考えているようです。一度、私は彼女に「私はもう大人だし、あなたの所有物ではない」と訴えたことがあります。彼女は、違う、わたしの所有物だと答えました。私はそれがとてもショックでした。
私は未だに彼女からオムツを履かされて、常に監視されているような感覚になります。
また、彼女はよく父親や仕事の悪口を言います。わたしはそうされると気分が悪くなるので、それが本当に嫌で聞きたくありせん。私は彼女の痰壺ではありません。彼女にやめてくれと言ったこともありますが、やめてくれませんでした。最近は聞き流すことに力を注いでいます。
初めてのウサギを飼った時にも、彼女はわたしの考えた名前を無視して「はる」と名づけました。現在のウサギ、わたしが名づけたとわくんの名前も気に入っていないらしく、2年も経つのに彼女は別の名前で呼びます。わたしは彼女の行動が気に入りません。
両親共に私の病気のことは、あまり理解しておらず、わたしの気力不足が原因の一部だと考えているようです。また、わたしがアセクシャルであること、HSPであることも少し相談したことがありますが、理解できなかったようで、真面目に聞いてもらえませんでした。
さらに、両親共に大切なことをわたしに隠します。彼らの病気のこと、お金のこと、仕事の大切な決断について、できるだけ多くのことをわたしから隠します。心配をかけないようにするためか、私がまだ子供だと思っているのかわかりませんが、私はそれを悲しく思います。
それが原因で、わたしも彼らに嘘を言ったり、隠し事をするようになりました。人生が辛くて死にたくなった時も、初めて恋人ができた時も、レズビアン風俗に行った時も、彼らにはなにも言いませんでした。
一人暮らしすれば済む話なのですが、普段彼らは優しいこと、病気のこと、運転ができないこと、お金のこともあり、なかなか一人で暮らす決心がつきません。
兄は薬剤師として働いています。彼はすでに結婚していて、子供もいます。彼のおかげで、両親はわたしに結婚のことをあまり聞いてこないと考えています。なので、兄には感謝しています。
兄とは仲が悪いわけでは無いのですが、仲が良い訳でもないです。彼は離れて暮らしているため、わたしは彼と必要最低限のことしか連絡をとりません。
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